祝。DVD「楽しいテレビ」2月25日発売

祝。

DVD.スネークマンショー「楽しいテレビ」
2月25日.日本全国で一斉に発売。

伊武雅刀が、竹中直人が、いとうせいこうが
中村有志が、阿藤快が、大竹まことが、キタロウが
その他えっと思う、あっと驚く出演者たちが
異才を放つ幻のビデオがついに復活した。


スネークマンショー「楽しいテレビ」
DVD・好評発売中の 裏話。

スネークマンショーを映像化した幻のビデオが
20数年の歳月が流れた2009年2月25日
ふたたび復活してしまった。しかも、おまけ付。

 えっ、あれをDVD化するの。嘘だろ。マジで。
嫌じゃないけど、テレるなあ。あのまんま出すの。
そうかあ、ネタの古さやテンポが今と違うからね、
まあ、そんな事は気にならないと言われれば確かに
埋もれたままにしておくのは惜しいよね。でも何か
・・・事情があっていじれないって、そうかあ。
例えば、おまけを付けるっていうのはどうかな。
有り。だろ。どうせだったら当時のキャストから
誰か呼んで、Y氏あたりに敲き原稿書いてもらって
・・・やろうよ、それ。スケジュールが。あのなあ
あの当時からの俺達の物作りの基本は「いいものも
ある、だけどわるいものもある」なんだぞ。やるか
らには予算奮発して、おおぉって言わせるもの作る
べきだよ。時間はいくらかかっても。

ひと月後。

 おっ、阿籐快ちゃん、やってくれるって。いいね
Y氏の台本、基本はあれでいけると思うけど、妻の
役は京都女にしたい。あとは、弟役は絶世の美男子
で行きたいね、外国人にしちゃうか。え、言葉はど
うするかって。あとから日本語あてればいいよ。で
葬式場は築地の本願寺あたりを借りて、エキストラ
は全員芝居出来るの集めて、それはもう手は打って
あるから、20人は欲しいな、ギャラはどの位出せ
るんだ。なに?・・・・・予算がない。どの程度の
予算なんだよ?・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・たったそれだけ。そうか
・・・・・・本願寺は無理だな。お通夜のシーンを
どこで撮るか。なに?事務所の二階にセット組んで
やりたい。出来るの、それで。ようするに極力ゼニ
がかからないように作れと。俺、あちこち声掛けち
ゃったんだけどなあ。やる気になってる若者に断り
づらいんだよなあ。・・・・じゃ、3人でやろう。
出演者は3人。弟はどうするのかって。俺がやるよ
、だから俺が2役やる。鬘かぶってやるから。それ
で文句ないだろう。

完成。

言いたい事は多々あると思う。
確かに、売れるかどうか判らない物に資金は注入出
来ないだろう。
今に見てろ。
これが、売れてみろ。・・・売りたい。
制作費をケチった奴等に、吠え面かかせたい。
どうもすみませんでした。という一言が聞きたい。
ですから、皆さん、買って下さい。
DVD スネークマンショー「楽しいテレビ」
Date: 2009/02/24(火)


東男に京女

あけましておめでとうございます


「東男に京女」

   
新幹線「のぞみ」は、東京に向かってひた走る。
撮影が終わった開放感と心地良い疲労。

新大阪の駅で買った「たこやき」と
「ビール300ミリ缶」で車中晩酌。
名古屋駅を過ぎたあたりで、ほろ酔い加減に。
ぼんやりと窓外を眺めると
斜め前方に、大きな満月が輝いている。
不思議な光景だ。
高速で走っているはずなのに、満月は後ろに流れ
去らずに
数ミリもずれることなく目の前に輝いている。

大阪で制作の朝のドラマが撮影を開始して
これで何度目の東京・大阪往復だろうか。
かつて、短期間にこれほど大阪を訪れたことは
なかった。
そのうえ、ドラマでは、祇園に出入りする京都の
医者の役。
当然、言葉は「京都弁」
大阪人のスタッフの前で、京言葉で演じる。

今回、それで、気が付いたことが多々ある。
いままで、大阪、京都、神戸などを関西とひと
括りくくりに呼んでいた。
しかし、大阪と京都では、いろいろな面で違いが
あることを感じた。
大阪は「食いだおれ」
京都は「着だおれ」
ついでに、神戸は・・・・・・
「履きだおれ」

ありがとう、という言葉。
大阪では「おおきに」
京都では「おおににー」
なんだよ、同じじゃねえか。そう、確かに
文字で書くと同じだが、にーとのばした所にご注
目あれい。
音で言うと、「お」「お」と同じ音で発音して
「き」で高い音になり「に」で元にもどる。
ドレミファで表現するなら
ど・ど・そ・ど。が大阪で
どーーそどーーが京都。
うーん、伝えるのが難しいな。

食いだおれの街・大阪…。
大阪駅に着く。途端に
無性に何か食べたくなる。
うどん・お好み焼き・たこ焼き・・・・なんだよ、
全部、粉物じゃねえか。
そうなのだ、大阪は粉物が旨い。
新梅田食堂街に向かう。
お好み焼き屋に飛び込んで、ネギ焼きを注文する。
「ソースとしょうゆ、どっちをかけましょか」
「えっ、うーん、迷うなぁ」
「半々にしときましょか」
「いいね、それでお願いします」
ネギ焼きといえば、ABCホールの近くで食べた
すじ肉入りネギ焼きが旨かったな。
ここがミナミだったら、久し振りに道頓堀の神座
のラーメンという手もあったな。
今日の予定では、収録終わるのが10時過ぎそうだ
し、蓬莱のブタ饅でも買って、ホテルでビールか。
やっぱり、粉物になるんだよな。

これが京都駅だった場合。
まるで違う展開になる。
まず、どこに行こうかと考える。
東寺に行ってぶらぶらするか。
大徳寺の高桐院もこの時期なら人がいないだろう。
寺町通りの店をひやかして、御所でぼんやりする
のもいい。
夜なら
鴨川に映るネオンに心ときめき
祇園のほのかな妖しさ、石塀小路の小道の静寂。
舞妓のだらりの帯、いきな姐さんの艶姿。
なるほど、やはり「着だおれ」の街だ。

昔から、東男に京女という言葉がある。

男「なんで、そう云うんだろう」
女「・・・大阪人は京都人からみたら、あつかましい
  んですよ。東の人たちは、遠慮があるんです。
  遠慮も、礼儀もあるけれどぉ、大阪人は、リズ
  ムが合わないんです。逆に言うと、大阪人は、
  京都人の事を、つめたくて・ややっこしくて・
  じゃまくさい、って言わはるんです」
男「ふーん」
女「大阪の文化というのは、お商売の町だったんで
  サービス精神が旺盛なんですね、で、京都の文
  化は、ちょっと引いて奥ゆかしいところに美を
  求めるんです、お茶とかね、いろいろ、侘び寂
  びの文化なんで・・・」
男「例えば、どんな時にそう感じるの」
女「なんて言ったらええんやろ・・・私、東京に行
  った時に京都人なんやって実感したんですけど
  ぉ、京都には3回ルールというのがあるんです
  よぉ」
男「サンカイルール?」
女「そう、必ずぅなんでも3回断るんです。例えで
  いうと、あるイベントを手伝ったことがあるん
  ですね。エルメスとか、そういう大きいメーカ
  ーさんのショーだったんで、お得意さんに配ら
  はる記念品も結構いい物だったんですね、で、
  それが余ったんでショーが終わって、これ、ど
  うぞ。って言うてくれはって・・・でも、いや
  そんなん高価なものやし、って断っちゃうんで
  すよ」
男「ひとまず・・・」
女「そう。で、いいよいいよ余ってるしってもう一
  回言ってくれはるじゃないですか。で、えっそ
  んな高価なもの頂いたら、あれですし。っても
  う一回断るんです」
男「ふーん・・・・・・」
女「そこで京都人やったら、もう一回ほんまににあ
  げようて思ってたら言うてくれはるんです、い
  やいや、ほんまに、わざわざ残しといたんやし、
  どうぞぉ、って言ってくれはるんで、あーほん
  まに貰っていいんやなと思って、そんなら頂き
  ますぅて言うんです」
男「・・・・・ふーん」
女「昔の人やったら、もう一回断らなぁあかんかっ
  ったんです、最近は二回になってるけど、本当
は、いやあもう、そんなそんなそんな、ほんと
にほんとにほんとに、って言うのを三回繰り返
すんですけどね」
男「(苦笑)」
女「京都で、ほんとにあげようって思ったらへん場
  合は、二回目もしくは三回目で、あーそうかぁ
  ほな荷物になってもあかんし、またねーって言
  って引かはるんです。これ、ほんまにあげよう
  とは思ってないの、おもてなしする気持ちはあ
  りますよって言う・・・その・・」
男「複雑だなー」
女「たぶん、ぶぶ漬けでもどうぞぉお茶でもどうぞ
  ぉーって言う、ごっつぉー言葉なんです、何の
  おもてなしも、お構いもしませんでって言う意
  味なんですよ、単に。そうやって一二回断って
  いや、そんな、物乞いに来たんじゃないから、
  お気使いなくって言わないといけないんです」
男「ほぉ、それが大阪だと?」
女「大阪の女の子やったら・・・や、ラッキー、エ
  ルメスやぁ貰いますぅー、て言うでしょうね」
男「まるで違う・・・・」
女「ま逆、ぜんぜんちゃうんですよね。恩きせがま
  しいと言うか、大阪人のつっ込みってねぇー、
  つっ込みというか失礼なんですよぉ」
男「失礼?」
女「いや、親しげやし、落ちにしてはるんですよぉ
  この間もやってはったんがぁ、友達の奥さんの
  ことは、おまえの不細工な嫁って必ず付けると
  おまえんとこのあの不細工な嫁元気かぁ、とか
  言うのが普通なんですよ」
男「それ、東京だと怒るよな」
女「でしょぅカチンとくるでしよぅ、でもそれがぁ
  どのへんの人に聞いてもそうで、もう落として
  落として笑いを取るんですよ、本気じゃないか
  らって言うのが圧倒的ルールとしてあるんで」
男「そういう意味じゃ東京人は、あまりジョークと
  か言わないじゃない」
女「言わないですね」
男「大阪人は必ずそーいう風に・・・イギリス人に
  似てるじぁない、ジョーク好きというのは」
女「そうかも。東京がアメリカだとしたら、いろん
  な人が集まってて・・・京都は、フランスによ
  く似てるって言われます」
男「フランス?・・・カッコいいじゃない」
女「(笑い)だって京女とパリジェンヌは似てるっ
  て言われましたえ、気位の高いところと我がま
  まなところが似ているて」
男「京女は、我がままなの」
女「我がままですよぅ」
男「性質(たち)が悪いのかぁ、じゃあ、京女に惚
  れたら・・・・」
女「大変どすやろなぁ、そんなことにならはったら」
   (間)
女「どー言うんやろ、他人の領域に入っていくのが
  好きですよね大阪の人って、でも京都は絶対に
  違うんです反対なんです、いちげんさんお断り
  の文化やから」
男「あーそうか、まったく逆だ」
女「何でかって言うたら、随分長いこと都やったか
  らなんですって、つまりそのぉ色んな人が来ち
  ゃうから、自分達を防衛するために編みだした
  技らしくて、都には、詐欺師とか色んな人がい
  っぱいいましたから、ちゃんとしたご紹介がな
  いとぉよーよー人を信用出来ない状況にあって
  自分達をくっきり守ってたところから・・・」
男「いちげんさんお断り」
女「で、大阪っていうのは、お商売ですから、逆に
  自分達が仕掛けていかないといけないんで」
男「商人だからね。そこの違いが、今日まで脈々と
  続いてきているわけだ」
女「だから京都人は、すごい体裁を気にするしぃ何
  んやろ、そんなに他人にずかずか入っていった
  りはしないんです、ご近所付き合いとかでも」
男「冷たいと言えば冷たい」
女「うーん、普通やったんです、都会やったんです
  東京人もそうやないですか、自分達で防衛する
  しかないって」
男「千年の古都だもんね・・・・もう一杯飲む?」
女「へえ、おおきに」
男「すいませーん、明るい農村のお湯割りふたつ下
  さい・・・・話は変わるけど、いけずっていう
  言葉があるじゃない、いけずやわぁー、あれは
  どういう意味なの?」
女「意地悪やねぇ、という・・・」
男「それは普通に使うの?」
女「はい。いけずやわーって、あんたいけずやなぁ
  って普通に言いますよ」
男「東京で言うと、何だろ、いやらしぃ・・・」
女「その言い方とタイミングで、随分変わりますね
  え、あの人ホンマにいけずな人やでーと言うた
  らほんまにいけずな人なんですよぉ。そやけど
  ・・(色っぽく)もおーいけずやわあーと言う
  たら・・何やろう・・・・」
男「少しは好意がある・・・」
女「多分、とっても好意がある・・・もしくは、そ
  う言って喜ばせるところがありますよね・・」
男「そう言われると、京都の男はにやついちゃう」
女「・・・多分・・・」
男「うーん、その、微妙な・・・」
女「ニュアンス・・・物凄くニュアンス文化なんで
  すよう、だから、京都ほど空気読まなあかんと
  こは無いなぁと思います」
男「・・・大人だなあ、フランスだ、確かに・・」
女「だって、断る時にも、おおきにーって言います
  からね」
男「断る時も?・・・これ、美味しいよ、かぶら蒸し
  ・・・餡の出汁がきいてて・・・」
女「おおきにぃ・・・」
男「今のは・・・断ったの?」
女「(笑)いえいえいえ、これは好きですけど、例
  えば、これ、実は苦手で食べたくない時でも、
  おおきにーって言うとけば、恥をかかさないじ
  ゃないですか、それあかんのですって言うと、
  あっ御免。嫌いなもの勧めてってなって空気が
  悪くなるでしょ・・・」
男「東京だと、えーこれ超きらいって・・(笑)」
女「(笑)感じ悪い。おおきにぃ頂きますーて言い
  ながら、でも先こっち頂こうーとか言うて違う
  もん食べてたりして、いつまでも食べないみた
  いなね(笑い)でぇ、お腹いっぱいになってし
  もうたあーとか言うわけです・・・」
男「はあー・・・ふーん・・・話変えよう、例えば
  大阪の男と付き合うとするじゃない・・・」
女「えー(笑)やっかいですよー」
男「何でやっかいなの?」
女「婉曲な断り方とか通じないから・・・」
男「ん?」
女「東男さんたちは、それがちゃんと通じるんです
  けど、もう常に無粋な事を言ってくるって言う
  ・・・お前、ああ言うたやないかー、って」
男「三回ルールが通じない?」
女「三回どころか・・・ぜんぜん通じひんしー、お
  おきにーと言うのが断り言葉とまったく判らな
  いんです」
男「(大阪弁風に)旨いで、かぶら蒸し」
女「それだけで終わらないんですよ、忙しい中こう
  やってお前のために来て頼んだかぶら蒸しなん
  やから、旨いにきまってるやろ、ありがたく思
  って食べろ見たいな(笑い)」
男「それでも、おおきにぃと言う・・・」
女「そう、で・・・旨いやろ、もっと感謝せなあか
  ん、と言われる・・・」
男「(爆笑)大阪女なら、どう応えるんだろ」
女「多分・・・あかんあかん、かぶらなんか、うち
  は好きやないからな、そんぐらい判らへんのか
  とか言うんやと思うんです」
男「・・・京女、可愛いじゃない、随分・・・」
女「だから好きになるんでしょうけど、こっちから
  したら、何でこんなに断ってんのに通じひんの
  やろうっていう・・・言葉遊びが出来ないんで
  す、全部本気に取らはるから、いけずやわーっ
  て言うと、こいつ俺に気がある(笑)」
男「東京人は、そこまで言えないな、気取っちゃう
  もんな・・・もいう一杯飲む?」
女「へえ、おおきにぃ」
男「違うの頼んでみよう・・・倉津、これだな、す
  うませーん、倉津のお湯割り二杯お願いします
  。それと、ひろうすと生麩の田楽下さい」
女「・・・日本人は群れたがるやないですか、でも
  京都人は個々なんですよ」
男「個々・・・それは胆だな、京都人は個々」
女「そう、個々。京女とパリ・ジェンヌはよく似て
  います」
男「個々シャネル」
女「・・・・・・・なんです?」
男「いや・・・じゃぁ、友達同士でも個々?」
女「そうですね」
男「友達と、お昼を食べに行ったとして、自分は和
  食がいいと思っても、相手が洋食がいいと言っ
  たら・・・折り合う?」
女「あのねぇ、すっごい仲良しなんですよ、でもよ
  く、ほんとに仲良いのって言われるんですけど
  ・・・お互いに物凄く遠慮しあうんです。何々
  ちゃん決めてえなーあたし何でもいいし。いや
  んそんなの言わんと決めてえな、みたいなのが
  おばちゃんの会話みたいに続くんですよ。でえ
  何でもあるとこ行くぅてなったり、こんなお店
  とこんなお店があるけどどっちか行ってみーひ
  ん、って選択権を上げるとか、こないだ私が決
  めたから今日は決めていいよとかね・・・何やろ、
  すっごく仲良しでも気の使いあいがあるんです
  ・・・お互いに尊重しあうみたいな・・勿論そ
  うじゃない時だってあるんですよぉ、私これ絶
  対食べたいからこれがいいって言う時だってあ
  りますけどね」
男「なるほど(かなり酔いがまわってきた)あのさ
  ・・・僕は君が好きだ、と言うのは京都弁だと
  何て言うの」
女「ほんまにこてこての京言葉で言ってくれって言
  われれば・・・うちは、あんたのこと好いてま
  すぅ、とか」
男「嬉しいね」
女「えっ、なんです?」
男「いや、あの。じゃあさ、たいして好きでもない
  のにしょうがなく好きだって言う時は」
女「そんなん言いいまへん」
男「いや、まあ、好きだって言うのは直接すぎて嫌
  だけど・・・」
女「そう、だから、直接すぎることを出来る限り言
  わない人達なんです」
男「大阪だと言うだろ、わしお前好きやねん・・」
女「(笑い)お前俺のことどない思ってんのや。は
  ぁええ方ですねぇ。いやそんな事聞いてんのん
  ちゃうねん。・・・うるさいわもう(笑い)」
男「大阪の女の子だったら、どう応えるんだろう」
女「好きな場合?」
男「うん」
女「うち、あんたん事好きやでぇ、って普通にいう
  んじゃないですか」
男「嫌いな場合は?」
女「あんたなんか大っ嫌い(笑い)」
男「(笑)直球だなあ」
女「直球直球、消えうせろみたいなこと言いますよ
  うっとおしいなーみたいな」
男「そういう話聞くと、大阪の女は鬱陶しい・・」
女「でも可愛いらしいですもん、大阪の女の子は、
  一生懸命に尽くしますよう大阪の女の子は・」
男「直球投げながら」
女「そうそうそう・・その意地っ張りなとこが可愛
  いやないですかぁ、判りやすく意地っ張りだか
  ら、嫌いやあんたなんか、あんたなんか何処か
  へ行ってしもたらいいのに、って言ってて自分
  が動かへんみたいな・・・」
男「行って欲しくないんだ(笑い)京女は?」
女「(笑い)えー・・・好きにしはったらよろしい
  え、うちはどっちでも構しまへん・・・」
男「(笑い)判らないよ、それじぁ。じゃー好きに
  していいのか」
女「どおぞー」
男「って言われて手を握ったりすると・・・」
女「どっちの場合?嫌な場合?嫌やったら・・また
  そんな無粋なことしはって、また今度ねって」
男「うーん、勘違いするよ、ほとんどの男は。その
  心地いいような色っぽいような京言葉で言われ
  たら・・・判断がむずかしい」
女「そう、判らないらしいんですよね・・・」
男「外面(そとづら)がいいだけじゃねえか」
女「そとづらいいし、体裁も・・・八方美人なんで
  すよねぇ・・・」
男「八方美人か(笑)おっ、ひろうすが来た。これ
  東京では、がんもどきって言うんだ」
女「へえー、そうなんやぁ」


このあと、話がどういう展開になったか。
気分良く酒が回って、よく覚えていない。
「東男と京女」というテーマを解明したいという目
論見であったが・・・。実にだらしない東男である。
今度は、大阪女から「京女」について聞く必要があ
る。じゃないと片手落ちだ。
いや、博多の女にも聞いてみたい。金沢の女、札幌
の女、沖縄、四国、全国の女に・・・一冊の本に出
来るかも・・・・?


関東と関西の違いについて・・・という一大テーマ
の筈が・・・お恥ずかしい限りで。
こうして、だらだらと一年が過ぎて行くんだろうな。
今年は、節目の年だ。
何か、新しい試みをするぞ、うん。

宣伝。
「伊武のすべて」まだ聞いてない人は、是非レコー
ド・ショップで。
近々、「DVD]楽しいテレビ が発売されます。
もの凄い内容のものです。
乞うご期待。
Date: 2009/01/01(木)


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